広島県大竹市晴海の海辺に浮かぶカラフルな四角い建物。その正体は、2023年3月にオープンした新しいアートスポット、下瀬美術館です。
この度、【下瀬美術館】が、ユネスコで創設された建築賞<ベルサイユ賞>が発表した「世界で最も美しい美術館・博物館」の7施設のなかに選ばれました!(2024年6月13日発表)
周囲の工場や化学コンビナートとは対照的で、この美術館は瀬戸内海と宮島を一望できるロケーションにあります。
下瀬美術館は、美術館としてだけでなく、ホテル(ヴィラ)やレストランも併設し世界的建築家の坂茂(ばん しげる)氏が設計した独特の建築デザインにも注目が集まっています。
そこで、この記事では下瀬美術館の全体像や魅力に焦点を当て、建築家の坂茂(ばんしげる)氏による斬新なデザインの美術館や、ヴィラ、レストランの特色についても紹介します。
美術や建築、グルメに興味がある人には、下瀬美術館は新しい発見や体験の場になると思います。
【下瀬美術館】世界で最も美しい美術館に選出される!
【下瀬美術館】が、ユネスコで創設された建築賞<ベルサイユ賞>が発表した「世界で最も美しい美術館・博物館」の7施設のなかに選ばれました!
ベルサイユ賞
ベルサイユ賞は世界中の最も優れた現代プロジェクトに光を当てる建築コンペのシリーズです。世界中の空港、キャンパス、旅客駅、スポーツ施設、商業施設、ホテル、レストランなど7つのカテゴリーを対象に、著名な建築家や哲学者らの審査によって選出される世界的な建築賞です。
10周年を迎える2024年は「Museums」(美術館・博物館)のカテゴリーが親切されました。下瀬美術館を含む世界の7施設が選出されました。
2024年11月下旬にそのうち3施設に対して最優秀のベルサイユ賞、内装特別賞、外装特別賞の受賞が決定し、パリのユネスコ本部で発表される予定です。
引用:https://www.prix-versailles.com/
2024年ベルサイユ賞 | 地域 |
---|---|
A4 Art Museum | 中国 成都市 |
Grand Egyptian Museum | エジプト ギザ |
Smritivan Earthquake Museum | インド ブージ |
Simose Art Museum(下瀬美術館) | 日本 広島 |
Paleis Het Loo | オランダ アペルドールン |
Oman Across Ages Museum | オマーン マナ |
Polish History Museum | ポーランド ワルシャワ |
〇国際ベルサイユ賞機構による「下瀬美術館」について
『2002年、スイスのムルテンで開催されたExpo.02で、2008年にプリツカー賞を受賞した建築家ジャン・ヌーベルは、湖の表面に浮かんでいるように見える、重さ4,000トンもの仮設モノリスを初めて思いつきました。宇宙の旅です! 1人の建築家が考え付いたものは、後にもう一人の、2014年にプリツカー賞を受賞した坂茂によって拡大され、下瀬美術館で、カラーガラスの壁を持つ8つの可動式展示室の形で実現しました。この壁は反射するプールの水面上で、夜間にライトアップされます。この象徴的な風景は、瀬戸内海の物理的な風景を増幅し、瀬戸内の島々の美しさに敬意を表しています。この構造物は、美術館のコレクションの重要な部分を占めるフランス人芸術家兼デザイナー、エミール・ガレ(1846-1904)のモチーフとなった季節の植物や花の庭園と調和しています。コンセプトの壮大な野心にもかかわらず、訪問者は心地よい規模の天蓋で迎えられます。』
引用元:下瀬美術館 ベルサイユ賞ホームページ
下瀬美術館の基本情報
名称 | 一般財団法人 下瀬美術館 |
住所 | 〒739-0622 広島県大竹市晴海2丁目10-50 |
電話 | 0827-94-4000 |
開館 | 2023年3月 |
料金 | 一般:1,800(1,500)円 高大生:900(800)円 中学生以下 : 無料 ※( )内は20名以上の団体、大竹市民割引 障害者手帳をお持ちの方:本人と介護者1名は無料 割引料金があります。(表の欄外に記載) Webチケット購入はこちらから(1,700円で購入できます) |
開館時間 | 9:30~17:00(入場は16:30まで) |
休館日 | 月曜日(祝日の時は開館)、 年末年始、展示替え期間 |
館長 | 下瀬 ゆみ子 |
建築家 | 坂 茂(ばん しげる) |
コンセプト | アートの中でアートを観る |
ヴィラ | 「森のヴィラ」5棟「水辺のヴィラ」5棟 |
公式サイト | https://simose-museum.jp/ |
※割引料金
・大竹市在住(現住所がわかる証明書)
・「中国新聞ちゅーピーくらぶ」の会員(会員証提示、本人含む3名まで)
・JAF、広島県共済「エルフル」の会員(会員証提示、本人と他1名まで)
下瀬美術館の特徴
下瀬美術館は、広島市の建築資材総合メーカーの「丸井産業株式会社」の社長「下瀬ゆみ子」氏とご両親のコレクションの美術品約500点を展示しています。
下瀬美術を訪れた人は、独特の建築と豊かなコレクションで知られる美術館に魅了されるでしょう。
海岸線に沿って建つ美術館は、長さ190mものミラーガラスで覆われ、建物自体がアート作品のようです。
周囲の風景と調和しながらも、周囲の工場地帯とは一線を画す存在感を持っています。
8つの可動展示室は、カラフルなカラーガラスで出来ていて水盤の上に設置されていいます。
なので、自由に配置を変えることができる画期的な作りになっています。
また、エミール・ガレの庭では四季折々の草花が訪れる人々を迎え、瀬戸内海の自然の美しさを堪能させてくれます。
グラフィックデザイナー原研哉氏による施設内のサインやロゴデザインも、この美術館の特徴的な要素です。
下瀬美術館は、美術館だけでなくヴィラやレストランも併設し、訪れる人々に多彩な魅力を提供しています。
瀬戸内海を望む景色と、先端のアートを融合させた建築は、新たな広島の文化拠点として注目を集めています。
現在開催中の展覧会
「開館一周年記念 加山又造 革新を求めて」
加山又造の作品が約20点展示されています。
作品は初期に発表した動物シリーズ・人気を博した猫の作品・師の山本丘人の影響の見られる山風景・日本の伝統的絵画表現による梅や桜などです。
また近世の日本絵画、北宋画を参照して生み出した新しい水墨画も展示されています。
さらに工芸家と共同で制作した陶芸や着物など加山の多彩な活躍も観ることができます。
【開催期間】
2024年4月14日(日)~2024年6月30日
【特別ギャラリートーク】
●日時
4月14日(日)11:00~12:00
5月26日(日)11:00~12:00
●講師
加山由紀(有限会社加山)
●会場
企画展示室(事前予約制ではありませんが、満室の場合は入場制限あり)
●参加費
無料
【ギャラリートーク 講師:下瀬美術館学芸員】
●日時
4月27日(土)・5月18日・6月15日(土)
14:00~30分程度
※会場、参加費は特別ギャラリートークと同じ
【ナイトミュージアム(下瀬美術館初)】
●日時
4月19日(金)・20日(土)・26日(金)・27日(土)
5月10日(金)・11日(土)・17日(金)・18日(土)・24日(金)・25日(土)
17:00-20:00(入館は19:30まで)
※会期中、初の試みで開館時間を延長します。
加山又造の陶板作品を可動展示室の水盤に展示。
日没後は可動展示室のライトアップとともに幻想的な演出を楽しめます。
可動展示室のライトアップは宿泊している人しか見られないので、ナイトミュージアムはチャンスですね!
坂茂氏の建築について
建築家の坂茂氏は、紙や木などの自然素材を用いた持続可能な建築で知られています。
彼の作品は、災害時の仮設住宅や公共施設などで、環境に配慮した設計と革新的な材料を使うことで評価されています。
坂茂氏は、建築界のノーベル賞と言われている『プリツカー賞』受賞者であり、
彼の建築は実用的で美しさだけでなく、社会の問題に対する解決策を提案しています。
坂茂氏の建築が、ただの構造物としてでなく、人々の生活に積極的に貢献する芸術作品という点が世界で人気がある理由です。
アメリカのホテルチェーン「ハイアットホテルアンドリゾーツ」のオーナーであるプリツカー一族が運営するハイアット財団から建築家に対して授与される賞。
日本人受賞者は、丹下健三、槇文彦、安藤忠雄、妹島和世+西沢立衛、伊東豊雄、坂茂、磯崎新と今年受賞した山本理顕を含めて9名です。
下瀬美術館の魅力 アートの中でアートを観る!
大竹市の晴海臨海公園の駐車場の隣に、下瀬美術館の入り口があります。
入り口は少しわかりにくいです。
車で訪れた時に、コメリを案内されたので、グーグルマップを見ながら晴海臨海公園をぐるりと一回りして下瀬美術館の入り口に行きましたがこれで正解のようです。
入り口から敷地に入ると手入れされた庭が広がりそれまでの景色とはがらりと雰囲気が変わります。
しばらく走ると下瀬美術館のおしゃれなミラーガラスの佇まいが見えてきます。
まさに建物そのものがアートでした!
ひとしきり、この美しい建物の写真を撮った後、中に入ってみました。
幹のような柱や梁に支えられたエントランス棟
エントランス棟の柱が、広い空間を2本の木が枝を広げて支えているかのような様子に思わずため息が出てしまいます。
開放的な空間には、受付やミュージアムカフェ、ミュージアムショップ、多目的スペースが設置されています。
全面ガラス張りになっているので、エントランス棟からは瀬戸内海の景色が見えます。
下の写真はエントランス棟を外側から見た景色です。
エントランス棟のミラーガラス・スクリーンに瀬戸内海の景色が映りこんで美術館の建物が景色に溶け込みます。
渡り廊下にさりげなく置かれた紙管製の椅子
三つの展示室を繋ぐ渡り廊下には、坂茂氏の代名詞のような紙管の作品がありました。
それは、紙管で制作された椅子です。デザインもおしゃれな形になっています。もちろん、実際に座ることも出来ます。
カラフルな8つの可動展示室
水盤の上に並ぶカラフルな展示室が可動展示室です。
一つの大きさが10×10mの大きさです。水盤の水位を増やし浮力で展示室の配置を変えることができます。
展示室の配置パターンは全部で7種類、展示会の内容によって配置を変えるそうです。
それぞれの展示室は通路でつながっていて、通路では外の景色も見えます。
展示室はそれぞれ自動ドアで仕切られています。
植物学者ガレの「エミール・ガレの庭」
エミール・ガレの庭は、下瀬美術館の中でも魅力的なスポットです。
この庭園は、工芸家で植物学者だったエミール・ガレの作品に頻繁に登場する植物を中心に、瀬戸内海の気候に適した種類の植物が植えられていました。
私が訪れた時は、あいにくの雨だったのですが、色とりどりの花たちは気持ちよさそうでした。
ここを訪れる人々は四季折々の自然の美しさを楽しむことができます。
瀬戸内海が見渡せる望洋テラス
下瀬美術館の望洋テラスは、瀬戸内海の景色を一望できる場所です。
展示棟を出てゆるやかな坂道を上がると、宮島や周辺の島々が点在する風景が目の前に広がります。
テラスからは、美術館の建築美と自然が見事に調和した光景を楽しむことができ、カラフルな可動展示室が、その風景にアクセントを加えています。
また、夜になるとコンビナートの灯りが輝くのですが、これを見ることができるのは宿泊者の特権です。
ラグジュアリーなワンランク上のホテル(ヴィラ)の魅力
下瀬美術館に隣接するヴィラは、瀬戸内海の自然を身近に感じられる贅沢な宿泊施設です。
コンセプトは「海辺の建築作品に泊まる」だそうです。
建築家坂茂の手による、森と水辺の二つのエリアに分かれた10棟のヴィラは、それぞれが独立した空間として設計されています。
基本的にヴィラ(ホテル)は、定員が1~2名です。
森のヴィラの「家具の家」だけが4人泊まれます。ベッドとお布団で4名分です。
森のヴィラは木々に囲まれた静寂の中で、自然の息吹を感じながら過ごせます。
森のヴィラは、坂茂氏がこれまでに手がけた別荘建築をリメイクしたヴィラ4棟と、新たに設計・デザインされた1棟があります。
一方、水辺のヴィラは水面に映る光の変化を楽しむことができる、開放的な場所にあります。
どちらのヴィラも、地元の食材を活かしたフランス料理を提供するレストランや、美術館のコレクションをゆっくりと堪能できるプライベートな時間を提供していて、アートと自然を満喫するための理想的なホテルとなっています。
森のヴィラ 5棟
▶壁のない家
(1棟約115㎡ ツイン 1~2名)
・坂氏が設計した軽井沢の別荘をヴィラとして、再設計しています。
・この家の特徴は、壁がないこと、ガラスの引き戸で仕切られていることです。
・ソファーから海や空、樹々などが見える開放感のある景色を堪能することができます。
▶紙の家
(1棟約100㎡ ツイン 1~2名)
・こちらは、山中湖の別荘をヴィラとして設計し直しました。
・坂建築の代名詞の紙管でS字状に造られた空間の柱の間からこぼれてくる日の光で非日常が体験ができます。
・坪庭には露天風呂が用意されています。
▶十字壁の家
(1棟約85㎡ ハリウッドツイン 1~2名)
・十字に配置された壁が支柱となり、居住空間を地面地面から浮かせています。
・特徴は、3階の瀬戸内海を一望できる檜風呂とデイベッドです。
▶ダブルルーフの家
(1棟約105㎡ ハリウッドツイン 1~2名)
・屋根と天井が切り離されたダブルルーフが特徴です。
・山中湖の傾斜地に建てられた別荘を設計し直したものです。
・海や空が一望できるテラスと螺旋階段の上のジャグジーバスとデイベッドが魅力的です。
▶家具の家
(1棟約110㎡ ハリウッドツイン+布団 1~4名)
・クローゼットや本棚を建物の壁として扱った、このビラは、山中湖に建てられたものを再設計しています。
・このヴィラには掘りごたつや和室があり、最大4名まで宿泊可能な唯一のヴィラです。
水辺のヴィラ 5棟
水辺のヴィラは全棟、オーストリアの木造素材Kielstegを壁や屋根など全面的に使用しており、室内に木漏れ日のような光が注ぎ込むのが特徴です。
▶キールスティックの家A
(1棟約55㎡ ツイン 1~2名)
・リビングは海に面していて、室内は、洋風仕上げで仕切りがなく広々としています。
・テラスから可動展示室が見られるのは、ここだけ!
▶キールスティックの家B
(1棟約55㎡ ツイン 1~2名)
・室内は、和のしつらえで仕切りがなく広々としています。
・リビングは海に面していて、お風呂は檜の内風呂です。
▶キールスティックの家C
(1棟約55㎡ ツイン 1~2名)
・室内は洋風で、ベッドやソファを海に面して設置しています。
・十和田石の内風呂と、テラスのジャグジーバスが魅力です。
▶キールスティックの家D
(1棟約55㎡ ツイン 1~2名)
・室内は洋風で、寝室をカーテンで区切っているのが特徴です。
・海に面したリビングや置き型バスタブがあります。
▶キールスティックの家E
(1棟約55㎡ ツイン 1~2名)
・和風の室内にはフロアベッドや掘りごたつがあります。
・海に面したリビングと檜の内風呂があります。
ホテル(ヴィラ)基本情報
【チェックイン/チェックアウト】
15:00/11:00
【レセプション棟】
利用時間 24時間
【フリーラウンジ】
(レストラン内で、コーヒー、紅茶、アルコール類、軽食が頂ける)
※プランにより異なる
・利用時間 9:00~21:30 ※軽食は15:00以降
・席数 12席
【ジム】
(フィットネスマシン3台)
・利用時間6:00~22:00
【レストラン】
・広島地産地消、肉、魚、有機野菜、柑橘など。
・動物性脂肪を控えた料理
・営業時間
▶朝食 7:00~10:00(宿泊ゲストのみ)
▶ランチ 11:30~14:30(L.O.14:00)
▶ディナー 17:30~21:30(L.O.20:30)
・席数 50席(うち10室は半個室)
【美術館】
・宿泊ゲスト専用時間 6:00~9:00、17:30~21:00
ハイクオリティな「SIMOSE French Restaurant」
レストランは、エントランス棟から海側に出ると正面に見えています。
少々お高めですが、瀬戸内海を観ながらの食事は、贅沢な時間を過ごせます。
食材は、地産地消にこだわり広島産のものをふんだんに使っています。
レストランに来る人の中には、『OZAWA』のシェフのお食事を楽しみに訪れる方も多いようです。
お料理や器などクォリティも高く洗練されていると評判です。
アニバーサリーの時などに使いたいレストランです。
このレストランは、白金台で人気を博したフランス料理店『OZAWA』の小沢貴彦氏が監修
シェフは、オリエンタルホテル広島『OZAWA』で腕を振るった久重浩シェフ
期間 3月30日(土)~4月14日(日)
◆ランチ 12,000円
◆ディナー 15,000円
2024年4月1日が開店一周年にあたり、特別メニューが用意されていたようです。
◆ランチコース 24,000円(2名)
コース料理に、1ドリンク、ミニブーケ、デザートプレート付き
◆ディナーコース 40,000円(2名)
半個室(瀬戸内海の島々や可動展示室のライトアップを見ることができる)
コース料理に、ボトルワイン、ミニブーケ付き
▶SIMOSE French Restaurant メニュー
アクセス方法と利用案内
電車とバスでのアクセス
最寄り駅は「JR大竹駅」または「JR玖波駅」です。
▶「JR大竹駅」・「JR玖波駅」から「こいこいバス」(約10分)「ゆめタウン」下車徒歩5分
※「こいこいバス」
大竹市の「JR大竹駅」から「JR玖波駅」を結ぶ幹線交通
料金:中学生以上:200円 小学生:100円 未就学児:無料
無料シャトルバスでのアクセス
【運行期間】
2024年4月14日(日)~6月30日(日)の土日祝、
4月30日(火)~5月2日(木)
▶「JR大竹駅」から「シャトルバス」(約10分)下瀬美術館
車でのアクセス
▶「大竹IC」から車で約5分
▶「岩国錦帯橋空港」から車で約20分
近くの観光地からのアクセス時間
▶宮島
・宮島口~大竹駅、電車で約15分「こいこいバス」約10分、「ゆめタウン」下車徒歩5分
・宮島口から車で20分
▶岩国錦帯橋
・車で約25分
▶原爆ドーム、平和記念公園
・車で35分(有料道路使用)
宿泊ゲスト送迎サービス
・岩国錦帯橋空港
・JR玖波駅
・JR大竹駅
・新岩国駅
宿泊者には、上記の4か所からの送迎をしています。予約の際に送迎希望と伝えておくといいですね。
まとめ
「下瀬美術館」は、広島県大竹市晴海地区に位置し、建築家坂茂の手によって創られた一風変わった美術館です。
その特徴は、美術館としての役割だけでなく、ヴィラやレストランなど様々な施設を兼ね備えていること
。独創的な建築構造や美しい景観は訪れる人々を魅了し、エミール・ガレの庭や望洋テラスなど、施設内にはさまざまな魅力的なスポットが点在しています。
また、アート作品の展示だけでなく、自然との調和を大切にした空間設計も特筆すべき点です。
この美術館は、芸術と自然の融合が生み出す独特の魅力を提供し、訪れる人々に心地よい体験をもたらします。